首まわり・関節内側(赤ちゃん)

首や関節の内側など常に皮膚が重なった状態になることが多く、ムレた状態でこすれるため、皮膚のシワに沿って筋状に赤い状態になります。

赤ちゃんは寝ている間に大量の汗をかいていますが、朝には乾いているのでそのままにしてしまうことが多いのが現状です。汗をかいたままにしておくと、汗の通り道である汗管が詰まってしまい皮膚の下にたまってしまいます。たまった汗は、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出し、ブツブツの原因にもなります。

赤みが気になる場合は、朝のシャワーをお試しください。朝はソープを使わず、軽く流すだけでOKです。何を塗るよりも、最も肌に優しくて効果的な方法です。

日中に汗をかいて赤くなったら、外用剤を塗るよりも水で汗を流してあげることがポイントです。日中は、携帯用の小さなスプレー容器にミネラルウォーター等をいれて気になる部分にシュ~としてガーゼやハンカチで抑える方法がおすすめです。ドラッグストアなどで販売しているスプレー式の天然水を利用するのも衛生的で便利です。

使用するアイテム

製品名分量(目安)
お肌やわらかジェルソープ500円玉1枚~
コンディショニングジェルパール粒1~2個

お手入れの手順

1

汗をかいた部分をシャワーで流したり、スプレー容器にいれた水をふきかけてからやさしくガーゼなどで拭いて清潔にします。

2

コンディショニングジェルを、こすらないように少量ずつ塗ります。塗布後の肌がベタベタすることがないように乾いたらサラッする程度がベストです。

3

塗布後は、お肌に浸透して乾くまではできるだけ風通しよく、蒸れないようにしてあげてください。

4

濡らしたガーゼで拭くだけでなく、必ず1日1回はソープをつかって全身を洗ってあげましょう。

常にムレやすい場合

製品名分量(目安)
Hand&Bodyプロテクトパウダー適量

  • 汗や蒸れでどうしても湿った状態が続いて同じ状態を繰り返してしまう場合は、汗やムレを吸湿しながら敏感な状態を整えてくれる「Hand&Bodyプロテクトパウダー」の併用がおすすめです。薄く首回りに擦りこんでください。
浄弘 貴子

アトピディアの商品開発を担当しております浄弘(じょうぐ)です。

アトピー性皮膚炎の闘病経験者として、お肌に悩みを抱える方に役立つ情報を発信いたします。

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