水泡

手にできる水泡は、大きく2つにわかれます。

  1. 春~夏に再発や悪化を繰り返すタイプ
  2. 季節に関係なく続くタイプ

いずれの場合も、日常生活のなかに原因が潜んでいることがあります。それぞれのタイプに必要な対策とともに、おすすめのケアをお試しください。

それぞれのタイプに必要な対策

1

春夏に悪化するタイプ

汗疱と呼ばれる症状の特徴は、暑い季節に再発や重症化をする方が多いことがあげられます。お心当たりがある方は、紫外線対策は万全に行いましょう。

汗疱と呼ばれる症状の特徴は、暑い季節に再発や重症化をする方が多いことがあげられます。お心当たりがある方は、紫外線対策は万全に行いましょう。

夏以外でも、ジェルネイルの硬化に使うLED(UV)ライトも原因の1つです。症状が落ち着くまではご使用を控えましょう。

2

季節に関係なく手荒れが続くタイプ

薬を使っても保湿剤を塗ってもガサガサが続いているという方は、日常生活の中に原因が潜んでいる可能性があります。ご自宅や職場ゴム(ビニール)手袋や軍手をお使いの方は、その素材を確認してください。以下を参考に対策を行いましょう。

使用するアイテム

製品名分量(目安)
お肌やわらかジェルソープ10円玉1枚分程度
コンディショニングジェルティースプーン1/2~1杯程度
お肌やわらかクリーム集中ケアパール粒2粒~

お手入れの手順

1

水泡がある状態で外用剤を塗ると、かゆくなってしまう場合があります。塗る前に10~20秒しっかり流水で手肌を洗います。 温水は控えて、少し冷たいと感じる程度の水で流しましょう(冷たすぎる水も逆効果です)。軽く水気を拭き、肌に湿り気がある状態でクリーム等を塗りましょう。

2

水泡ができ始めた状態には、コンディショニングジェルをしっかり塗布しましょう。数回重ね塗りが効果的です。

3

水泡が増えてしまい乾燥も混在している状態には、「お肌やわらかクリーム集中ケア」を塗布します。

クリームを塗ると水泡が増える場合

製品名分量(目安)
コンディショニングジェル ティースプーン1/2~1杯程度
お肌やわらかクリーム集中ケア適量
  • 「お肌やわらかクリーム集中ケア」のかわりに、コンディショニングジェルをしっかり浸透させます。
  • ジェルが浸透してから、乾燥が気になる部分にのみ「お肌やわらかクリーム集中ケア」を少量づつ塗布します。

何をぬってもかゆくなる場合

製品名分量(目安)
Hand&Bodyプロテクトパウダー適量
  • Hand&Bodyプロテクトパウダーを擦りこんでから、ほかのスキンケアを使います。
  • スキンケアの前後、どちらでもお使いいただけます。刺激から敏感な状態を守りながらパウダーに含まれる竹酢液の成分がとけだして浸透します。
  • 粉っぽさが気になる時は、肌表面に残ったコーンスターチは拭き取るか、洗い流しても効果は持続します。

浄弘 貴子

アトピディアの商品開発を担当しております浄弘(じょうぐ)です。

アトピー性皮膚炎の闘病経験者として、お肌に悩みを抱える方に役立つ情報を発信いたします。

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