突然ですが、生まれてはじめて円形脱毛症になりました。
最初に気づいたのは、2月初旬の深夜のこと。頭と枕の下に手を入れたとき、指先に感じた違和感...
「あ、これあかんやつやん...」←関西弁です
半分寝ぼけた状態で、洗面所へ行き三面鏡で後頭部を確認すると、そこには白くて丸い地肌が。
半分寝ぼけていたのか、その時はそのまま寝室に戻り朝を迎えました。
朝になり、「なんか、あったなぁ~」とジワジワと記憶がよみがえってきて、改めて後頭部を確認。間違いありません。夢ではありませんでした。
自分でもおかしなくらい冷静に鏡を見ながら、直径4cmもある白い頭皮に「やばいことになっている」と、つぶやいたことをハッキリと覚えています
心当たり
美容師さんに確認したところ、1月にカットしたときは何もなかったとのこと。
でも、私には心当たりがありました。それは16年間一緒に暮らしてきた愛犬を年明け早々に亡くしたこと。
依存的にかわいがっていたので、その喪失感は自分で感じている以上に大きかったんだと気づきました。
私は以前病院で勤務していました。医学的に原因は自己免疫の暴走だということと、病院にかかった場合の治療内容や、市販品での対策がそれほど意味がないことを知っていました。
わかっているけど...
患者さんの症状に向き合っていたときは、「できるだけ気にせず生活していると、1年~2年で自然に治る」と説明をして、それでも治療を希望する方には院長が薬を処方されていました。
私が最初に見つけた円形脱毛は、直径4cmほどでかなり大きかったのですが、さらに小さな脱毛箇所が1つ、また1つと増えていきました。
この状況にさすがに気にせずにはいられなくなりました。そして突然思いついたのが、その時に研究開発を進めていた竹エキスを試してみようということでした。