スキンケア

汗による肌トラブルの対策と予防

汗による肌トラブルには、大きく2つあげられます。

1つは、蒸れた状態でこすれることによるただれ。
もうひとつは、汗が皮膚の中にたまってしまう(=汗詰まり)ことで起こる炎症です。

汗蒸れによるただれ

典型的な症状は、関節内側の赤みです。

肘を曲げた状態のままで長電話するだけで、関節内側が赤くなってしまうことも。

マスクかぶれも同じ原因によるものです。

皮膚の表面(角層)が湿った状態が長く続くと、角層のバリア力が失われてしまうため、こすれによる刺激により炎症が起こってしまいます。

この状態になってしまったら、蒸れた状態を乾かしてあげること。

おすすめは、Hand&Bodyプロテクトパウダー!肌をサラサラな状態に整えながら、こすれによる刺激から肌を守ってくれます。

汗づまりによる肌トラブル

汗によるブツブツの多くは、大量に汗をかいたときに汗が皮膚の中にたまってしまうことが原因です。

「汗腺」で作られた汗は、「汗管」という汗の通り道をとおって皮膚の表面にある 汗の出口「汗孔」から分泌されています。

汗をかいたままにしておくと、汗の通り道であるこの「汗管」が詰まってしまい、汗が皮膚の下に たまってしまいます。

たまった汗は、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出してしまい、ブツブツができたりします。

そんな状態にオススメは、ひんやり効果のコンディショニングジェルです。

水道水でさっと気になる部分を流してから、塗布するとより効果的です。

暑い季節は、日常生活での対策も大切です

寝ている間の汗をそのままにしない

目が覚めたら乾いいることが多いため、寝ている間にかいた汗はそのままにしてしまう方が多いのですが、汗疹ができる原因をご説明した通り、汗をかいたままにすることで汗管が詰まってしまうことも。

乾いてしまった寝汗も原因の1つです。

対策は簡単、朝のシャワーです夜の入浴は「汚れを落とす」ことが目的ですが朝のシャワーの目的はアセモケアですので、ゴシゴシ洗っていただく必要はありません。シャワーで流すだけで十分です。ご相談を頂いたたくさんのママ達から、「よくなってきました!」とあまりの簡単さに 驚きのメールをいただいています。

汗は濡らして拭きましょう

汗をかいたらガーゼやハンカチでこまめに拭いてあげているのにアセモが できてしまってませんか?

汗をかいて赤くなったり、かゆくになったら、何かを塗るよりも先にお水で汗を 流してあげることがポイントです。

日中は携帯用の小さなスプレー容器にミネラルウォーター等をいれて、気になる部分に シュ~としてガーゼやハンカチで抑える方法がおすすめ。

ドラッグストアなどで販売している化粧水としても使えるスプレー式の天然水や、ミネラルウォーターを利用するのも衛生的で便利です。

※絞ったタオルやハンカチを持ち歩いて繰り返し使用することは、雑菌の繁殖など不衛生になりますのでおすすめできません

※市販の汗取りシートもアルコールなど刺激になる成分が配合されている場合があります。

汗管をつまらせないのがポイント

汗が原因の肌悩みに、しっかり保湿をしていませんか?

スキンケアは肌状態にあわせて使い分けることが必修です。

汗蒸れで辛くなる肌悩みなら、過剰な油性クリームを避けて、肌表面にベタツキを残さないケアを選びましょう。

病院でお薬を処方されている方は、主治医の先生に軟膏をクリームに切り替えていただくなどご相談してみてください。