スキンケア

いつものケアをしても、調子が悪い時

冬よりも夏に肌の調子が悪くなる人が増えています

連日の猛暑日となる7月後半~8月よりも、急に暑くなる梅雨明けのほうが、実は肌に状態が悪化する人が多いってご存知ですか?

なかには、肌だけでなく 身体の不調(倦怠感や微熱など)に悩む方もいらっしゃいます。

5月~6月にかけては、紫外線が強くなってくる時期と同時に、私たちも半袖を着るようになり紫外線に肌がさらされる機会が急に増えます。

とくに炎症や傷がある肌は 紫外線に対して防御力が低いことがわかっているので、日焼け止めが塗れないアトピーなどの既往症がある方にとっては、夏がつらい方が多くなります。

日傘やUV効果のある衣類などをうまくつかって、紫外線対策は必ず行いましょう。

実は私も、6月中旬の晴れた日にある神社へお参りに行った時のこと。

参道を歩いているときは日傘をさしていたものの、お参りのときは日傘を閉じて順番をまってから手を合わせてたのですが、この間、およそ10分。背後から首すじに日差しを浴びていました。

「この程度なら大丈夫かな...」と思って帰宅。その日の夜にお風呂に入ろうとしたら 首の後ろにブツブツができ始めていました。

紫外線対策は、絶対必要です

波長が長い紫外線A波(UVA)は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼすため、浴びたそのときにかゆくなったりすることはまずありません。

私の経験では、早くても半日から1日後にかゆくなったり、赤くなったりという兆候が現れるので、意識していないと 原因が紫外線とは気づかない方が多いようです。

注目していただきたいのは、たった10分だったこと、しかも6月。

紫外線A波(UVA)は、常に紫外線B波(UVB)の20倍以上も地上に降り注いでいて、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質があるため、曇りの日も屋内でも一定の対策が必要です。

日焼け止めを選ぶとき、SPFの数値を注目する方が多いのですが UVAを防ぐ効果は「PA」であらわされます。できれば、PA+++以上のものを選びましょう。

肌の状態が悪化してしまったら

残念ながら、紫外線の影響をまったくうけない生活をおくることは不可能に近いので 何かしら夏に肌トラブルが起こる方が多いのが現状です。

防ぐことができなかったら、以下方法をお試しください

竹酢液でできたジェルをいつものケアの前にプラス

いつも使っているクリームの前に少量の竹酢液でできたジェルをプラスします。竹酢液の香りが強いので日常的には使いづらいのですが、応急ケアとしては優秀です。私も今の時期は手放せません。

とくにこの時期につらくなる方が多い手肌の悩みにはおすすめです。お肌やわらかクリーム集中ケアや集中リペアクリームの前にお試しください。

コンディショニングジェルに切り替える

首や脇まわり、腕の関節内側や膝裏など、汗でかゆくなる部位で、竹酢液でできたジェルが使いづらい部分は、一旦クリーム類をコンディショニングジェルに切り替える方法をお試しください。

コンディショニングジェルは たっぷり塗布して 浸透させることがポイントです!