蕁麻疹の多くは、病院に行っても原因がわからずお薬だけもらって帰ってくるというケースが多いとされています。
でも、あきらめる前に自分でできる簡単なチェック方法を知って頂きたいと思います。
蕁麻疹が頻繁に出る方は、まず
- いつ
- どんなときに
- どれくらいの頻度で
蕁麻疹が現れるか、きちんと記録をしましょう。
蕁麻疹に悩まされている方の多くは、夕方~夜にかけて現れることが多いようです。
これは、自立神経のバランスと深くかかわっているとされています。
夜間は 副交感神経/交感神経のバランスが
昼間 副交感神経 < 交感神経
夜間 副交感神経 > 交感神経
となり これに関係して 昼間は副腎皮質ホルモンの分泌が活性化され夜間は低下するという サイクルがあります
これにより 痒みを伴う皮膚症状の多くが 就寝中に痒みが悪化する傾向にあります。
ところが、最近ご相談を頂いた方は、夜には出たことがなくて 朝~夕方の間に集中してでるということ。抗アレルギー剤を内服していると我慢できる範囲で治まるのですが、薬がきれるとひどく出てくるという状況で、「朝から夕方」に集中して皮疹やかゆみが現れることがとても気になりました。
アレルギーの有無を伺ったところ、アレルギーは「スギとヒノキの花粉症」と「犬と猫、ハウスダスト」のみで、食物アレルギーはないとのことでした。