ガサガサ肌=乾燥が原因=保湿が必要と思い込んでいませんか?
肌にトラブルが起こった時、まず何を塗ろうと思いますか?
スキンケア製品の開発に関わるお仕事を始めたころ、一番驚いたのは 大量の汗をかく夏でも、乾燥がつらい冬でも、最初に保湿クリームを塗る方が多いということ。
アトピーがひどかった頃、汗かきで暑さに弱い私は夏に保湿クリームを塗るとかえって悪化することが多かったので、夏はローションタイプを使っていたことを覚えています。
でも、アトピディアの研究開発を始めてから、単に暑い季節はローション、冬はクリームなどという単純な基準で選ぶのではなく
肌の状態で保湿剤の種類を選ぶことで 塗布後の肌の状態に違いがあることを知りました。
当たり前のことなんですが、乾燥が原因でない状態に保湿クリームを塗っても意味がありません。
ガサガサ状態は、乾燥が原因の場合と炎症が原因のものがあり、それぞれに必要な対策が違います。
乾燥が原因のガサガサ
保湿クリームで肌に潤いをチャージしながら、皮脂膜を補い保護することで季節が終わると殆どのケースで自然に軽快します。
炎症が原因のガサガサ
一方、何らかの炎症が原因で起こるガサガサの場合、乾燥よりも痒みから始まる方が多くみられます。
保湿をしてもガサガサ状態が続いたり、保湿成分によっては塗るだけでかゆみを増幅してしまう場合があります。
- 実感できるクリームがみつからない
- 冷たい水や、保冷剤で冷やすと気持ちいい
- クリームを塗っても、ガサガサが続いている
お心当たりがある方は、保湿剤選びを見直してみてはいかがでしょうか?
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