手を洗う回数が多い職業の方に共通して言えることですが、夏だけでなく年中続く方の多くが 手袋を使う際の蒸れが原因による接触性皮膚炎を併発されていたり 洗剤だけでなく水を使う頻度が多い時期に角層が湿る(ふやける)→乾くを繰り返すことで皮膚バリアが衰え、どんどん悪化してしまうケースがあります。
手肌悩みの原因には様々あるのですが、手が濡れた状態や湿った状態になることが多いお仕事の方にリスクが高まるとされています
使用する薬剤によるものが多いと思われがちな美容師さんの手荒れですが、実はまだパーマやカラーなどを担当していないアシスタントの方に重症化が多くみられます。
パーマーや毛染めの施術の際は、必ず手袋をお使い頂く必要があることは言うまでもないのですが。それでも手肌の悩みが原因で、夢だった美容師のお仕事をやめざるをえなくなる方も少なくありません。
実は直接的な原因は薬剤でなく、シャンプーとブローを担当する機会が多いことで
手が塗れる ⇒ 乾く
という状況を繰り返すことで、皮膚バリア機能が失われてしまいとくにアレルギー物質の刺激をうけなくても手肌悩みが発生してしまいうのです。温風を繰り返し受けることで、角層がボロボロになってしまうことも...
濡れたままで手の水分が出来る限り奪われないために、保護膜の役目をしてくれるクリームをこまめに塗ること。そして、なかなか難しいと思いますが、シャンプーなど手を濡らす作業の際は必ずゴム手袋を装着して手が濡れる時間をできるだけ減らしましょう。手袋の素材が原因にならないように、素材はラテックス(天然ゴム)は絶対避けましょう。(詳しくはゴム手袋の選び方を参照)